“できません”と言わない工務店さんとつくる、こだわり満載の家

リビング

亡き父のつながりから始まった50代の家づくり

亡き父は長く建築業を営んでいました。今回の50代からの家づくりは、父が生前お世話になっていたアシスタントさんへ、ふと相談したことがきっかけで動き出しました。

父が亡くなって5年経つ今でも、毎年実家にお歳暮を届けてくださるような義理堅い方です。

そんな方が水回りの担当を引き受けてくださり、さらに信頼できる工務店さんまで紹介してもらえるなんて、本当にありがたく、家づくりの心の支えになっています。

遠慮なく相談できる工務店さんの心強さ

その方からのアドバイスはいつも温かく、「工務店さんには遠慮しないで、何でも言ってくださいね」と背中を押してくれます。

お言葉に甘えて、私は本当に遠慮なく希望を伝えているのですが(笑)、どんな細かいことでも丁寧に向き合ってくださる工務店さんには感謝しかありません。

憧れのマントルピースとリビング階段

私たちがこだわったのは玄関ホールのマントルピースとリビング階段。昔から憧れていたシーリングファンも取り入れたいと希望しました。

シーリングファンの位置決めで気づいた“電気計画の奥深さ”

しかし実際に設置となると「どこに付ける?」「照明との干渉は?」「影のちらつきは?」と、電気計画の難しさに直面。

見た目だけではなく、羽の大きさや気流、熱効率まで考える必要があることを知りました。

とりあえず配置位置は決定したものの、機種選びは次回の打ち合わせへ。家づくりは想像以上に奥が深いと痛感しました。

娘の希望「天井ハンモック」の実現と構造計算

さらに、娘が希望したのは“天井から吊るすハンモック”。

当初はフリースペースにと考えていましたが、構造上難しいとのこと。

思い付きでも丁寧に応えてくれた職人さんたち

しかし代替案として「リビングの梁なら可能です」と提案してくださり、そのために構造計算をやり直し、梁の太さまで変更してくれたと聞き、思わず胸が熱くなりました。

こちらの思いつきのような要望にも真剣に向き合ってくれる姿勢に、改めて良い工務店さんと職人さんに出会えたことを実感します。

ここまで丁寧に対応していただいているからこそ、私自身も“見た目のこだわり”だけではなく、50代からの暮らしやすさ、動線、水回りの使いやすさなど、長く住まう家として大切な部分をしっかり考えたいと思うようになりました。

見た目だけでなく暮らしやすい家へ

亡き父がつないでくれたご縁の中で進む私たちの家づくり。これからも楽しみながら、そして感謝しながら、納得のいく住まいを形にしていきたいです。

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