新築打ち合わせで意外と悩む「スイッチ位置」問題
家づくりでは「間取り」や「キッチン」など大きな部分に目が行きがちですが、実は暮らしやすさを大きく左右するのがスイッチの位置や照明の仕組みです。
前回の新築計画の打ち合わせでは、まさにその“細かいけれど重要なポイント”を決める時間となりました。なるべく一か所にまとめたい、でも使いにくくなっては困る…。

そんな思いを巡らせながら、今住んでいる家の生活動線を一つずつ思い出し、実際に暮らしている姿をイメージしながら検討を進めていきました。
人感センサーは便利?
特に悩んだのが「人感センサー」をどこに採用するかという点です。

我が家にはつい電気を消し忘れてしまう子どもたちがいて、気づくたびに“うわ〜、またつけっぱなし…”とガッカリすることが多々あります。
これを機に、トイレも自動センサーにした方が良いのでは? と思ったものの、よく考えるとトイレは人がしばらく留まる場所。
センサーだと途中で反応が切れてしまい、手を振って明かりをつけ直す…そんな光景が日常になるかもしれないと想像すると、なんだか微妙にも感じました。
そこで工務店さんに相談したところ、「人が通り抜ける場所は人感センサー」「人が留まる場所は手動スイッチ」というアドバイスをいただき、なるほどと腑に落ちました。
便利そうだからと何でもセンサーに頼ると、逆に暮らしにくくなるケースもあるのだと学んだ瞬間です。
玄関や廊下などはセンサー向きですが、リビングやトイレ、洗面室、クローゼットなどは手動の方が快適に過ごせそう。
実際の生活を想像しながら決めることの大切さを改めて感じました。
それとも不便?実際の暮らしから考える
さらに驚いたのが、電球の色の種類がいくつもあるという点です。
私は温かみのある電球色が好きなのですが、夫は明るくてスッキリした白色ライトが好み。
照明の色は雰囲気だけでなく、明るさの感じ方や作業のしやすさ、リラックス感にも影響するため、思っていた以上に慎重に選ぶ必要があると気づきました。
例えばメイクをする洗面台はすこし白めの光に、リビングは温かい色で落ち着く空間に、といった“場所に合わせた使い分け”も大切です。
電球の色は暮らしの満足度を左右する大事なポイント

たかが照明、と思っていましたが、実際は家の満足度を大きく左右する重要な要素。
暮らし方や好みが反映される分、夫婦で意見が分かれることもありますが、その時間すら家づくりの醍醐味だと感じています。
限られた時間で決めることだらけ…それでも楽しい家づくり
それにしても、新築では本当に決めることが多いですね。
今回ようやくスイッチと照明の方向性が固まりましたが、「まだ他に決めることあるかな?」と心配になるほど。次回の打ち合わせまであと3日。
限られた時間の中で、ひとつでも多く納得できる選択ができるよう、また整理しながら準備をしたいと思います。


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