昭和の土間が今どきに進化!?理想の収納を叶える家づくり

そんな変化が訪れるなんて、自分でも驚いています。

きっかけは、SNSで見かけた「今ドキの家づくり」。

どうやら最近の住宅は、見た目のオシャレさだけでなく、『生活動線』を意識することで、家事がぐんとラクになるらしいのです。

これまで「家づくり=大変そう」「お金がかかる」「決めることが多すぎて疲れそう」とネガティブに思っていた私でしたが、効率的で快適な暮らしを叶える工夫を知るうちに、「それならやってみたいかも」と、少しずつ気持ちが前向きになっていきました。

そんな中で、私の心をぐっと掴んだのが『土間収納』

最初は正直『土間って昭和の古民家にあるやつじゃない?』と思っていたのですが、調べてみると現代版の土間収納は驚くほど実用的。

靴を履いたまま出入りでき、外で使うものを気兼ねなく置ける――まさに“外と中をつなぐ”便利な空間なのです。

我が家は家族そろってスノースポーツが大好き。

ただ、問題はその後の片付け

スキー板やブーツ、ヘルメット、ウエア…とにかく荷物が多い!

楽しく帰ってきた後に待っている『現実の片付けタイム』が、いつもストレスでした。

賃貸マンション暮らしでは、車からエレベーターで上がり、自宅の部屋まで大きな荷物を運ぶのが一苦労。

さらに、濡れていたり泥がついていたりする道具を部屋に置くわけにもいかず、仕方なくベランダに並べる日々。

気づけばベランダはギュウギュウ、ブーツの匂いは気になるし、ウエアは乾かないし…よく今まであの狭い空間でやりくりしていたなと、今になってしみじみ思います。

そんな経験があるからこそ『靴を履いたまま収納できる土間があったら…』という夢が膨らみました。

玄関からスッと入って道具を置けるスペースがあれば、片付けもきっとラクになる。想像するだけで、少しワクワクしてしまいます。

最初の打ち合わせで、工務店さんに真っ先にリクエストしたのが、この『土間収納』

すると「いいですね!僕もそういう家に住みたいです!」と、まるで自分の家を建てるかのようにノリノリで応えてくれたのです。

その明るい反応に、一気に安心感と期待が高まりました。

そこからはトントン拍子。「壁に棚を取り付ける予定なら、ねじをしっかり打てる壁材にしておくといいですよ」「実際に建材を見に行ってみませんか?」そんな提案を受けて、建材屋さんを見学させてもらうことになりました。それがもう、想像以上に楽しかった!

壁材や床材のサンプルがズラリと並ぶ空間は、まるで『大人の社会見学』。

木の質感や色の違いを手で触って確かめたり、使い勝手を想像したり。家づくりというより、ちょっとした冒険のようなワクワク感に包まれました。

「この素材ならブーツを置いても傷みにくいですよ」「湿気対策にはこの床材がおすすめです」そんな専門的なアドバイスを聞くうちに、知らない世界がどんどん広がっていくのを感じました。

家づくりは『決めることが多くて大変』というイメージが強かったけれど、実際には『暮らしをデザインする』楽しさがある。

ひとつひとつの選択が、未来の快適さにつながっていく。

今では「どんな風に収納しよう?」「壁の色は何色にしよう?」と、考える時間が楽しくて仕方ありません。

あんなに後ろ向きだった私が、家づくりを通してワクワクを感じているなんて。

きっとこれは、家を建てるというより、「私たち家族の暮らしを作る」時間なんだと思います。

そう思えた瞬間、家づくりがぐっと身近で、自分ごとになりました。

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