敷地内同居で家を建てると決めたとき、真っ先に不安だったのが住宅ローンでした。
土地は親名義。この場合、ローンは本当に組めるのか、誰が銀行に行くのか、何が必要なのか。
調べても情報が少なく、実体験の記事はほとんど見つかりませんでした。
私たちも、夫の実家敷地内に新築を建てる計画を進める中で、住宅ローンの手続きに悩みました。
土地の所有者は義母。ローン名義は夫。
敷地内同居ならではの手続きや注意点があり、銀行や工務店さんと何度もやり取りを重ねることになります。
結論から言うと、頭金ゼロで敷地内同居でも、土地が親名義でも住宅ローンは組めました。
ただし、通常の住宅ローンとは少し違う点や、事前に知っておけば慌てずに済んだことも多くあります。
この記事では、
- 敷地内同居で住宅ローンを組むときの基本的な考え方
- 土地が親名義の場合に必要だった手続きや書類
- 実際に銀行で確認されたこと・注意点
- 私たちがやってよかったこと、立ち会って感じたこと
を、実体験をもとにまとめています。
同じように、「敷地内同居で家を建てたいけど、住宅ローンが不安」と感じている方の参考になればうれしいです。
敷地内同居とは?二世帯住宅との違い
- 屋根が別々
- 番地が分かれている
- ライフラインが独立
- プライバシーが保たれやすい
私たち夫婦は結婚して20年となり、ライフスタイルも確立されています。
また義母は後期高齢者となり、義母と一緒に住んでいる義姉と甥っ子、3人もそれぞれの暮らし方があります。
お互いを尊重するためにも、敷地内同居の選択となりました。

敷地内同居でも住宅ローンは組める?
仮審査の段階で『頭金ゼロ』でも住宅ローンは可能でした。
審査で重視されたポイントは夫の年収と勤続年数だったようです。
更に過去に返済が滞っていなかったか等も審査の対象となります。
以前からカードの支払いなども気を付けていました。
また、夫は長男で後々は家を継ぎたいと思っていたようで、義母も二世帯住宅ではなく敷地内同居を望んでいました。
親名義の土地で住宅ローンを組むときの手続き
銀行の営業時間内に、仮審査・本審査・本契約と3回は出向くことになります。
また、どの手続きも土地名義人とローン名義人どちらも同席が必要です。
書類は細かい字が多く、高齢の義母には見えにくく負担がありましたが、同席の夫が代筆することが可能でした。
手続きに2時間以上かかるので、時間にゆとりを持つことをお勧めします。

住宅ローン手続きの流れ【仮審査〜本契約】
何回も銀行へ行く不安がありました。今、自分がどこまで進んでいるのが把握しておくことも大切です。
審査開始から結果までは2週間ほどで、結果は改めて連絡が入ります。
仮審査で確認されたこと
夫の収入や勤続年数の確認がありました。高校を卒業してから同じ職場に勤務をしていることで、返済が可能か信用してもらえたようです。
本審査で求められた詳細
車ローンの残高の詳細を求められました。
月々の支払いはいくらか、ボーナス払いはあるのか、円単位で申告が必要です。
またローン残高の詳細をスマホのスクショ画面をメール送信をして申告しました。
マイナンバーカードの提示も求められました。
本契約で必要だったもの
本審査が通れば、いよいよ本契約となります。契約には収入印紙が必要です。
ローン金額に応じた収入印紙になります。我が家の場合は2万円の収入印紙です。
実際に必要だった書類と印鑑【忘れがち注意】
- 義母と夫、それぞれの印鑑
- マイナンバーカード
- 源泉徴収票
- 住民票(住む予定の全員分)
- 筆記用具
複数枚の書類記入は、間違えてはいけないので緊張状態が続きます。
書きなれた筆記用具を持参することをお勧めします。
敷地内同居×住宅ローンで気をつけたい注意点
土地名義人とローン名義人、それぞれの印鑑が必要ですが、義母が印鑑を忘れてしまいました。
たまたま、夫が印鑑を二つ持参していたので、本審査を続けることができました。
出かける前には、必ず持ち物の再確認をすることが大切です。
また、これから続く敷地内同居では、話にくいお金の話もしておくことが暮らしやすくなる秘訣だと思います。
実際にやってよかったこと・立ち会って感じたこと
住宅ローンの契約は不慣れで緊張します。聞き漏れがあるかもしれないので、チームプレーが大切です。
専門用語が多く、工務店さんに立ち会ってもらい、フォローしてもらいました。
固定金利や変動金利、元金均等や元利均等のメリット・デメリットはもちろん、月々の返済金額がいくらになるのか具体的に金額をシュミレーションし、分かりやすく教えてもらいました。
情報量が多く、正直とても疲れました。
敷地内同居で家づくりを考えている方へ
アラフィフ夫婦が『頭金ゼロ』でも住宅ローンを組めることになり、ボンヤリと考えていた、敷地内同居が現実的になりました。
また銀行へ出向き担当者の方から話を伺うことで、返済方法や金利などの疑問をその場で解消することで、長期返済を前向きに検討できるようになりました。
ローン返済に苦しむ生活ではなく、暮らしやすい家を目指すことで家族が明るい笑顔になれるような家を目指すには、チームプレーが大切です。
金利上昇のタイミングでのローン契約同じような状況の方も、きっと多いはず。
この体験が、これから家づくりを考えている方の参考になれば幸いです。
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