知らないことだらけの家づくり、学びながら進む日々

家を建てる計画には、思っていた以上にやることがたくさんあります。

図面を考えたり、キッチンやお風呂を選んだりといった「家づくり」の楽しい作業の裏で、実は同時進行しなければならない手続きや準備が山のようにあるのです。

今、私たちが頭を悩ませているのは「土地の整理」。

建物を建てるためには、お役所に申請を出し「建築許可」を取る必要があります。

最初は「家を建てるのに許可がいるの?」と驚きましたが、これがないと工事が始められません。世の中、知らないことだらけですね…

しかも、この許可が下りるまでに、申請からおよそ二ヶ月ほどかかるのだそうです。その間も建築会社との打ち合わせは進むし、間取りも決めなくてはいけないし、銀行のローン審査もある。

一つでも遅れると、すべてのスケジュールが後ろ倒しになってしまうのです。

そして、焦る理由がもうひとつ。それは【物価の高騰】

食品もガソリンも値上がりしていますが、建築資材も例外ではありません。木材や鉄骨、断熱材など、どれも数年前とは比べものにならないほど高くなっているそうです。

工務店さんからは「年内に建てないと、建築資材がさらに2~3割上がるかもしれません」と聞かされ、心の中でため息。

2~3割と聞くと小さく思えますが、もともとが高額な買い物。1割でも数十万円単位で変わってくるのが現実です。

実際、すでにキッチンの価格は上がってしまい、予算の見直しを迫られています。

夢のマイホーム計画は、想像以上にシビアな世界です。それでも、少しずつ形になっていくのを見ると、やっぱりワクワクします。間取りの打ち合わせも、悩みながらも楽しい時間。

どんな動線にしたら家事がラクになるか、どこに収納を作ったら使いやすいか、SNSや雑誌を見ながらイメージを膨らませています。

「こうしたい」「これは譲れない」――夫婦で意見がぶつかることもあるけれど、話し合いながら進めていくのは悪くありません。

そして、避けて通れないのがローンの問題。

アラフィフ夫婦がローンを組むというのは、現実的に厳しい面もあります。

35年ローンは年齢的に難しいと言われ、短期のローンを提案されました。そうなると当然、月々の返済額が大きくなります。

「本当に返せるのか?」という不安が頭をよぎりますが、ここは腹をくくるしかありません。問題は山積み。

土地の整理、建築許可、資材の高騰、ローン審査、間取り決定…。次から次へとやることが出てきて、正直、途方に暮れる日もあります。

けれど、せっかくの家づくり。不安に押しつぶされるより、ひとつひとつを楽しみながら進めたいです。

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