お正月に確認した離れリノベーションの進捗
お正月休みに、夫の実家へ新年の挨拶と、離れリノベーション工事の進捗確認に行ってきました。
年末から工事は佳境に入り、完成まであとわずか。実際に現場を見ることで、ようやく暮らしのイメージが現実味を帯びてきました。

久しぶりに会った義姉と、思い出の離れ
その際、久しぶりに夫のもう一人の義姉と会うことができました。
午後から仕事があるとのことで滞在時間は短かったものの、リノベーション中の離れを一通り見ていただきました。
義姉はこの離れで育ったこともあり、「すごくきれいになってる」と喜んでくれた姿が印象的でした。

懐かしい古井戸と、思わぬ土地問題の発覚
見学の途中、義姉が足を止めたのが古井戸です。「懐かしい~。子どもの頃は手押しポンプで水を汲んでいたのよ」と、当時の思い出を笑顔で話してくれました。

実はこの古井戸こそが、今回の敷地内同居計画で浮上した土地問題の中心だったのです。
この古井戸の敷地は、わずか2畳ほど。
50年以上気づかれなかった井戸の土地の真実
しかし、登記上は『農地』として番地が付いており、さらに驚いたことに、祖父の相続をきっかけに、なぜか隣に住む夫の叔父の所有になっていました。
50年以上、誰もその事実に気づかずに過ごしてきた土地です。
確定測量で明らかになった敷地内同居の課題
敷地内同居を前提に確定測量を行った際、離れの屋根がその井戸の土地にかかっていることが発覚しました。
測量をしなければ、この問題はこれからも埋もれたままだったと思います。

話し合いで解決した土地問題と登記変更
隣接する叔父と何度も話し合いを重ねた結果、古井戸の土地は正式に義母の所有とし、登記上も農地から『宅地』へ変更することで合意しました。
その代わりに、同じくらいの面積の土地を隣地へ譲る形で調整しました。
書類の手続きや費用、精神的な負担は決して小さくありませんでしたが、無事に解決できたことは大きな前進です。

使われなくなった古井戸の今後
現在、この古井戸は使われていません。撤去や埋め戻しには別途費用がかかるため、当面は現状維持としています。
50年以上前の出来事を整理するには、時間とお金、そして覚悟が必要だと痛感しました。
完成間近でも山積みの課題と、今の心境
離れリノベーションは、あと10日ほどで完成・引き渡し予定です。
しかし、片付けは思うように進まず、夫もかなり疲弊しています。加えて、義母たちが住む仮住まいもまだ決まっていません。
焦る気持ちはありますが、今は「どうにかなるさ」と現状を受け入れるようにしています。
これから敷地内同居を考える方へ
敷地内同居やリノベーションは、建物だけでなく土地や相続問題とも向き合う必要があります。
これから敷地内同居を考えている方にとって、我が家の経験が少しでも参考になれば幸いです。
【まとめ】
敷地内同居・リノベーションを始める前に知っておきたいこと
今回の古井戸を巡るトラブルを通じて、敷地内同居には「建物」以外にも解決すべき重要な課題があることを痛感しました。
- 「確定測量」はトラブル解決の第一歩50年以上、家族も親戚も気づかなかった登記のズレが、測量によって初めて明らかになりました。身内だからと安心せず、まずは現状を正しく把握することが不可欠です。
- 農地転用と権利関係の整理には覚悟が必要登記上の「農地」を「宅地」に変えたり、土地の所有権を整理したりするには、想像以上の時間、費用、そして親族との根気強い話し合いが必要になります。
- 「思い出」と「現実」を切り分けて考える古井戸のように思い入れのある場所でも、それが建築申請や権利の妨げになる場合があります。将来を見据えて、今のうちに問題をクリアにしておくことが、次世代への負担を減らすことにつながります。
離れの完成は目前ですが、仮住まい探しや片付けなど、まだまだ課題は山積みです。一つずつ「どうにかなるさ」の精神で乗り越えていきたいと思います


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