新築打ち合わせは5時間半!窓枠の再確認で気づいた“見落としがちなポイント”
新築の打ち合わせは、回を重ねるほど細かい部分の確認が増えていきます。
前回の打ち合わせは約5時間半。大きな仕様を進める一方で、「そういえばどうだったっけ?」と再確認が必要になる場面も多々あります。
今回はその中でも、意外と見落としやすい“窓枠”について建築士さんと調整した内容をまとめました。
多種類の窓デザインにびっくり!昭和世代には新鮮すぎる最新住宅事情
窓の種類は、左右に開く“横滑り窓”、上下に動く“縦すべり窓”、開閉しない“FIX窓”など実にさまざま。
さらに、1枚だけでなくダブル、トリプルといった複層構造の窓も選べます。
打ち合わせの中では「こんなに種類があるの?」と驚くほどで、昭和生まれの私は、昔の住宅では考えられなかった自由度にびっくりしました。
そして驚きはデザインだけではありません。窓サッシの色まで選べるとは、言われるまで全く意識していませんでした。
我が家はYKKの樹脂サッシを採用。結露対策に期待大!
現在住んでいる賃貸マンションはアルミ製サッシの窓枠で、冬場の結露に悩まされてきました。
アルミ部分が冷えることで、室内との温度差が生まれ、びっしょり水滴がつくほど…。
その経験から、新築ではYKKの樹脂製サッシを選ぶことに。
樹脂はアルミに比べて熱を伝えにくく、結露しにくい素材として知られています。
建ててからの快適さは、こうした細かい部分の差で大きく変わるので、ここはとても楽しみにしているポイントです。

採光基準で窓サイズが変更に。建築基準法の意外な落とし穴
一度決めたはずの窓枠ですが、今回の打ち合わせで「採光の基準を満たすために、もう少し大きくしましょう」と提案がありました。

具体的には、2階の窓がそれぞれ20cmほど大きくなり、それに伴って窓位置の高さも再調整。
窓のサイズが変わると、外観の印象も室内の明るさもガラッと変わります。
建築基準法の採光計算は素人では気づきにくい部分なので、プロのチェックが入るのは本当に心強いと感じました。
SNSで人気の「トイレは窓なし」問題。実際はどうする?
最近SNSでは、「トイレは窓なしが正解」という意見をよく見かけます。
・掃除がラク
・防犯面の安心
・コスト削減
などが理由として挙げられています。私自身も「窓なしもアリかも」と思っていたのですが、今回は採光の関係で窓ありという結論に。
見た目や掃除のしやすさだけでなく、採光基準という法的な条件も絡むため、ケースバイケースなのだと実感しました。
一級建築士さんのサポートで細部まで安心して家づくり
私たちの家は一級建築士さんに設計していただいているため、デザイン性だけでなく、法的基準や住み心地のバランスを見ながら細かいところまでしっかり調整できています。
窓ひとつでも、
・デザイン
・機能性
・採光基準
・外観とのバランス
など多方面から考える必要があり、改めて家づくりの奥深さを感じました。
今回の打ち合わせを通して、「なんとなく決めてしまう部分こそ、実は住み心地を大きく左右するんだな」と気づくきっかけになりました。
これからの家づくりでも、見落としがちな箇所を丁寧に確認しながら進めていこうと思います。


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