暖炉は無理でも諦めなかった|エントランスにマントルピースを置くまで

現場レポ

義母の土地で敷地内同居の話が持ち上がってから、気づけば2年近くが経っていました。

途中では土地問題が起きたり、ようやく解決したと思えば建築確認申請がなかなか下りなかったり。

さらに実家じまいも思うように進まず解体工事が遅れるなど、不安な日々が長いトンネルのように続いていました。

待っている間の対策については、こちらの記事にまとめています。

「本当に家は建つのだろうか」

そんな気持ちになることも何度もありました。

それでも建築工事が始まると、光が差したように少しずつ出口が見えてきたのです。

建築が始まってからも続いた打ち合わせ

工事が始まるまでの間、工務店さんとは何度も間取りの打ち合わせを重ねてきました。

その中で宿題として出ていたのが、エントランス空間について。

間取りの関係で、想像していたよりも広めのエントランスになったのです。

「せっかくなら、この家らしい空間にしたい」そんな思いが強くなっていきました。

諦めきれなかった“暖炉のある暮らし”実は家づくりを始めた頃から、私は暖炉に憧れていました。

今思い出しても、ショールームで見かけた暖炉は素敵だったのです。

ホテルライクな雰囲気というより、木のぬくもりを感じる落ち着いた空間にしたかったからです。

ですが現実はそう簡単ではありません。

コスト面やメンテナンス面を考え、暖炉の採用は泣く泣く断念することになりました。

それでもどうしても諦めきれず、ある時ふと思いついたのです。

「エントランスにマントルピースを置いたらどうだろう?」

暖炉そのものは難しくても、空間の雰囲気なら演出できるかもしれない。

そう考え、オーダーメイドでマントルピースを制作してもらうことにしました。

通販サイトでのオーダーメイドは想像以上に大変だった

最初は「サイズを伝えれば作ってもらえるだろう」と、かなり気軽に考えていました。

ですが、実際には想像以上に細かな打ち合わせが必要だったのです。

工務店さんから確認されたのは、

  • コンセント位置をどうするか
  • 転倒防止のため固定するのか
  • 壁紙施工の前後どちらで設置するのか

など。

さらにショップ側からは、

  • 配線コード用の穴をどこに開けるか
  • 完成品の受け取りは誰が行うのか
  • 工事進捗に合わせていつ発注するか

といった確認が続きました。

家づくりでは、デザインだけではなく「設置するまでの流れ」まで考える必要があるのだと実感しました。

WEB上のやり取りだけでは分からないこともある

今回お願いしたのは通販サイト内のショップだったため、基本的にはWEB上でのやり取りでした。

ですが、画像だけでは分からない部分も多く、「本当にイメージ通りに完成するのかな…」と不安になることも。

文章だけでは伝わりにくいニュアンスもあり、途中でモヤモヤしてしまいました。

思い切ってショップへ電話をかけてみたところ、制作者の方と直接お話しすることができ、一気に不安が解消。

やはり直接話してみるのは大切だと感じました。

また、細かい所では知識が足りないので、工務店さんと製作者さんで直接話してもらい、その結果を私に報告してくれるなどの効率的なやり取りがあり、ようやくマントルピースをオーダーすることができました。

家の個性を出すには“段取り”も大切

今回の経験を通して学んだのは、家の個性を出そうとすると、その分だけ段取りも必要になるということです。

既製品を置くだけなら簡単かもしれません。

ですが、

  • サイズ
  • 配線
  • 固定方法
  • 工事とのタイミング

など、オーダーメイドには考えることがたくさんありました。

それでも、自分たちらしい空間を少しずつ形にしていく時間は、家づくりの大切な思い出になっています。

完成後もきっと愛着がある家となるでしょう。

これから家づくりをされる方の参考になれば嬉しいです。

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