いよいよ新築への引っ越しも大詰めを迎えました。
家族全員の予定を合わせ、この日は市役所へ転出届を提出することに。夏休みに入ったこともあり、久しぶりに家族そろって午前中から出かけました。
引っ越し準備で毎日バタバタしている中、普段とは違う慣れない手続きに少し緊張しながら市役所へ向かいました。
ところが、この日の予定は思っていた以上に時間がかかることに。
さらに、転出・転入手続きだけではなく、子どもの学校に関する手続きやマイナンバーカード、児童手当、医療関係、運転免許証の住所変更まで、一日がかりの手続きになりました。
そして、すべての手続きを終えたころには、思いもよらない「地域の風習」を知ることになります。

転出届と児童手当、医療関係の手続きで約2時間
まずは、これまで住んでいた市役所へ転出届を提出しました。
転出届を出すのは初めてだったので、慣れない手続きに少しウロウロ。
児童手当や医療関係の手続きも合わせて行ったため、待ち時間も含めると、ここだけで2時間近くかかりました。
引っ越し前は荷造りや片付けなど、やることが山積みです。
市役所の手続きも、思っていた以上に時間がかかることを考えて、余裕を持ったスケジュールを組んでおくことが大切だと感じました。
転出届が受理されると、これまで住んでいた市の市民ではなくなります。
できるだけ早く新しい住所地で転入届を提出したいところですが、我が家にはその前に済ませておきたい大切な手続きがありました。
小学6年生の息子が卒業まで同じ学校に通えるように
今回の引っ越しで、私たちが特に気になっていたのが小学6年生の息子の学校です。
引っ越し先は現在通っている小学校の学区外になります。
息子は卒業まで今の学校に通いたいという希望があったため、事前に校長先生へ相談し、必要な手続きや流れを確認していました。
そのため、この日は教育委員会へ出向き、卒業まで現在の小学校へ通えるよう申出書を提出しました。
息子本人も一緒に行きましたが、少し緊張した面持ち。
それでも、手続きは思っていたよりスムーズに進み、無事に卒業まで同じ学校へ通える許可が下りました。
本人もホッとした様子でした。
今回の経験を通して、引っ越しに伴う子どもの学校関係の手続きは、直前になって慌てるよりも、早めに学校へ相談しておくことが大切だと感じました。
事前に校長先生へ相談していたことで、必要な手続きの流れを把握できていたことも大きかったと思います。
引っ越しは住所が変わるだけではなく、子どもの学校生活にも関わることがあります。
特に学年の途中や卒業間近の引っ越しの場合は、早めに学校や教育委員会へ相談しておくと安心だと思います。
転入届からマイナンバーカード、児童手当まで手続きは続く
教育委員会での手続きを終えた後は、新しい住所地で転入届を提出しました。
さらに、マイナンバーカードの住所変更、児童手当、医療関係の手続きなども続きます。
ここでもかなりの待ち時間がありました。これまで住んでいた市役所は比較的新しく、近代的な設備が整っていたのですが、これから暮らす地域の自治体は、良くも悪くも雰囲気が違います。
「これからは、今までとは違う環境で暮らすんだな」そんなことを実感した瞬間でもありました。
引っ越しというのは、住む家が変わるだけではありません。行政の手続きや生活環境、人とのつながりまで、これまで当たり前だったことが少しずつ変わっていくのだと感じました。
運転免許証の住所変更も忘れずに
市役所での手続きを終えた後は、警察署へ向かい、運転免許証の住所変更も行いました。
転出届や転入届、マイナンバーカードなど、住所変更に関する手続きは多岐にわたります。
手続きには順番があるものもあるため、事前に必要なものや手続きの流れを確認しておくことが大切だと感じました。
順番を間違えてしまうと、また別の場所へ行かなければならず、二度手間になってしまうこともあります。
我が家の場合は、
- 旧住所地で転出届
- 教育委員会で子どもの就学継続の手続き
- 新住所地で転入届
- マイナンバーカードの住所変更
- 児童手当・医療関係の手続き
- 警察署で運転免許証の住所変更
と、一日でいくつもの手続きを行いました。
すべての手続きが終わったころには、すでに15時半を過ぎていました。
引っ越し手続きだけで一日が終わり、体力も限界に
慣れない手続きに加えて、この日の暑さもあり、家族全員が疲労困憊。
しかし、引っ越し準備はまだ終わっていません。
引っ越し業者を利用せず、自分たちで少しずつ荷物を運び込んでいる我が家。
新築の家では、荷物の詰め込み作業も進めなければなりません。
「今日はもう何もしたくない……」そんな気持ちになりながらも、引っ越しの日は刻一刻と近づいています。
新築への引っ越しは、家が完成すれば終わりではありません。
荷造り、掃除、住所変更、行政手続きなど、最後までやることがたくさんあります。
まさに体力勝負です。

まさかの一言。「近所の人に家を披露するのはいつ?」
そんな中、新築で荷物を運び込んでいると、義母から声を掛けられました。
「近所の人に家を披露するのはいつなの?」
……え?
寝耳に水とは、まさにこのことです。
私はその話を初めて聞きました。
どうやら、この地域では家が完成すると、近所の人たちに家を披露する習わしがあるとのこと。
これから引っ越しをして、荷物を片付けて、家の中を整えて……。
ただでさえ予定がギチギチなのに、そこへ「近所の人に家を披露する」という新たな予定が加わるとは思ってもいませんでした。
しかも、これまで賃貸マンションで気楽に暮らしてきた私にとって、知らない人がたくさん家にやって来ることを想像すると、正直なところ不安でいっぱいです。
これが敷地内同居の洗礼?一気に不安が押し寄せる
「これが敷地内同居の洗礼なのかな……」そんな言葉が頭をよぎりました。
今まで私は、家づくりや新築への引っ越しを楽しみにしていました。
ナフサショックで住宅資材が手に入らず、入居時期が未定になったこともありました。
それを乗り越えて、ようやくここまで来ることができたのです。だからこそ、完成間近の今は「新しい家でどんな暮らしをしよう」と前向きな気持ちでいっぱいでした。
いわゆる「マイホームハイ」だったのかもしれません。
それが、この一言をきっかけに、一気に現実に引き戻されたような気持ちになりました。
「これから、この地域でうまくやっていけるのかな」そんな不安が押し寄せ、引っ越し作業をしていても、なかなか気持ちが乗らなくなってしまいました。
引き渡し前だったため工務店さんに相談
夫も、このような地域の習わしについては知らなかったようです。
そこで、早速工務店さんに相談することにしました。
引き渡し前は、まだ工務店さん側に所有権があります。
そのため、近所の方への披露については、引き渡し後に工務店さんが対応してくださることになりました。
私としては、正直なところ、あまり気が進みません。
知らない人が家の中に入ってくることへの不安もありますし、引っ越し直後の忙しい時期に対応する余裕があるのかも分かりません。
そんな私の気持ちを察してくださったのか、工務店さんからは「何かあれば遠慮なく相談してください」と言っていただいたそうです。
その言葉を聞いて、少しだけ気持ちが楽になりました。
地域によってこんなにも風習が違うとは
夫は、古くから続く地域の習わしということもあり、近所への披露を完全になくすのではなく、親戚やこれまでお世話になった方などに絞って行う方向で考えているようです。
また、新築の家に多くの人が出入りすることで、傷がつくなどのリスクも考えているようでした。

私自身も、これまでずっと賃貸マンションで暮らしてきたので、地域の人との距離感や付き合い方が大きく変わることに戸惑っています。
車で30分ほど離れた地域へ引っ越すだけなのに、こんなにも違う風習があるとは思ってもいませんでした。
家づくりをしている間は、間取りや収納、設備など、家そのもののことばかり考えていました。
でも、実際に暮らし始めると、家だけではなく「地域との関わり」も考えていかなければなりません。
今回の出来事は、私にとって大きな気づきになりました。
家づくりは「家が完成したら終わり」ではない
今回の引っ越し準備を通して、家づくりは家が完成したら終わりではないのだと改めて感じています。
住所変更や子どもの学校関係の手続き、引っ越し作業。
そして、新しい地域での人間関係や習慣。
実際に暮らし始めてみないと分からないことも、きっとたくさんあるのでしょう。
これから敷地内同居を考えている方や、今まで住んでいた場所とは違う地域へ引っ越す方は、家の間取りや住宅設備だけでなく、地域の風習や近所付き合いについても、事前に確認しておくと安心かもしれません。
私も今回の経験を通して、「もっと早く聞いておけばよかった」と思いました。
これから引っ越しや家づくりを考えている方にとって、少しでも参考になる体験談になれば嬉しいです。
我が家の新しい暮らしは、まだ始まったばかり。
これからどんな出来事が待っているのか、楽しみでもあり、不安でもあります。
敷地内同居という新しい環境での暮らしについても、これから少しずつ記録していきたいと思います。

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