新築工事は順調に進んでいると思っていました。
ところが、思いもよらない問題が発生しました。浄化槽へ接続するための配管が手に入らないのです。
長さはわずか4メートル。
「そんな短い配管くらい何とかならないの?」と思いましたが、工務店さんによると短い配管をつなぎ合わせる方法では将来的な漏水リスクがあるとのこと。
そのため、必要な4メートル配管の入荷を待つしかありません。
まさか住宅建材の供給不足が、自分たちの家づくりにまで影響するとは思ってもいませんでした。

入居が遅れると住宅ローンと家賃が重なる可能性も
配管が届かなければ入居日も確定できません。
そうなると心配になるのがお金の問題です。
現在住んでいる賃貸マンションの退去時期と、新居の住宅ローン開始時期が重なる可能性が出てきました。
もし入居が遅れれば、
- 家賃
- 住宅ローン
の二重負担になるかもしれません。
そこで私たちはアポ取をして銀行へ、工務店さんと相談に行きました。
住宅ローンの開始時期を延ばせないか確認するためです。
アラフィフ夫婦だからこその悩み
私たちはアラフィフ世代。
若い頃なら返済期間を延ばす選択肢もあったかもしれません。
しかし完済年齢を考えると、これ以上大きく返済期間を延長するのは難しい状況です。
銀行では再審査になるとのことで、その場では具体的な返済額は分かりませんでした。
数日間連絡を待つ間、不安ばかりがグルグルと頭を巡りました。
冷静になって見えてきたこと
時間が経つにつれ少しずつ冷静になってきました。
おそらく返済額の増加は月に数千円程度。
一見すると大したことがないように思えます。
しかし住宅ローンは30年と長期間続きます。
仮に月3,000円増えた場合では、
3,000円 × 12か月 × 30年
で100万円を超える負担になる可能性があります。
そこで考えました。
配管はいつか手に入る。
でも住宅ローンの条件変更による負担は、何十年も続くかもしれない。
そう考えると、家賃と住宅ローンが一時的に重なったとしても、慌てて判断する必要はないのではないかと思うようになりました。
今できることは引っ越し準備を進めること
不安ばかり考えていても状況は変わりません。
そこで気持ちを切り替えて、引っ越し準備を進めることにしました。
次回の資源回収の日程を調べ、
- 古紙
- 段ボール
- 不要な雑誌
- 使わなくなった日用品
などを集中的に処分しています。
少しずつ物が減ることで家の中もスッキリしてきました。
これまで物が多くて見えていなかった場所も目に入るようになります。
すると家族も変化に気づき始めました。家の中がスッキリしてきたねと言われるようになったのです。
以前は片付けに消極的だった家族も、自分から整理を進めてくれるようになっています。
ケンカをするより、環境を整える方が効果的なのかもしれません。

息子の転校問題も待っている
今回の問題は入居だけではありません。
息子の小学校の転校も関係しています。
新居へ引っ越すことで学区が変わるため、本来であれば転校が必要になります。
しかし入居日が確定しなければ、転校時期も決まりません。
息子は現在小学6年生。
できれば今の学校で卒業したいという気持ちもあるようです。
親としてもその気持ちは痛いほどよく分かります。
転校の時期や卒業については、今後は教育委員会や学校と相談しながら進めていく予定です。
家づくりは想像以上に予想外の出来事が起こる
家づくりが始まる前は、「家が完成したら引っ越して終わり」くらいに考えていました。
しかし実際には、
- 建材不足
- 工期の変更
- 引っ越し準備
- 住宅ローン
- 学校の手続き
など、次々に判断をもとめられてきます。
家を建てるということは、単に建物をつくるだけではなく、家族の暮らし全体を動かす大きなプロジェクトなのだと実感しています。

まとめ|焦らず、一つずつ乗り越えていく
配管不足による入居延期の可能性は、私たちにとって大きな試練です。
それでも今回学んだのは、「不安なときほど勢いで決断せず、一度冷静になることが大切」ということでした。
配管はいつか届きます。家もいつか完成します。
今できることを一つずつ進めながら、その日を待とうと思います。
一年後、この出来事を笑いながら振り返れることを願っています。
これから家づくりをされる方の参考になれば嬉しいです。
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