新築工事も終盤に差しかかった頃、思いもよらない問題が発生しました。
中東情勢の影響によるナフサ不足で、住宅建材の一部が入手困難になっているとのこと。
わが家もその影響を受け、浄化槽へつながる配管が手に入らず、引き渡しが遅れる可能性が出てきました。
必要な配管はわずか4メートル。
「たった4メートルなのに……」
そう思いましたが、その部材がなければ工事を完了できません。
引き渡しが遅れると家賃と住宅ローンが二重負担に
もし引き渡しが延期になれば、現在住んでいるマンションの家賃と住宅ローンの支払いが重なる可能性があります。
家づくりでは建築費ばかりに目が向きがちですが、工期が延びることで思わぬ出費が発生することもあります。
そこで私たちは工務店さんと銀行へ相談し、住宅ローンの開始時期を変更できないか確認することにしました。
結果として、ローン実行日の見直しについて再審査をしてもらえることになりました。
しかし、銀行からの返事はまだありません。

工務店さんから突然の呼び出し
そんな中、工務店さんから一本の電話がありました。
「至急ですが、今日工務店へ来てもらえませんか?お話したいことがあります」
2年近く家づくりでお付き合いしていますが、このような連絡は初めてです。
正直なところ、
「何か悪い知らせではないだろうか」
と不安でいっぱいになりました。
待っていた配管が手に入りそう
工務店の事務所へ行くと、いつもの営業担当さんと経理担当さんが待っていてくださいました。
そして伝えられたのは、
「配管が8割ほどの確率で確保できそうです」
という話でした。
その瞬間は本当にホッとしました。
ただし、まだ確定ではありません。
最終的な返事が分かるのは約2週間後とのことでした。
銀行との契約は慎重に進めることに
ここで問題になるのが住宅ローンです。
もし先に銀行との契約を進めてしまい、その後に引き渡しが遅れれば、本来必要のない期間まで利息を支払うことになる可能性があります。
そこで工務店さんから提案していただいたのが、
- 銀行での手続きは行う
- 契約書は一旦持ち帰る
- 配管確保が確実になってから判断する
という方法でした。
状況に応じて最善の選択ができるよう、複数の選択肢を準備してくださったのです。
家づくりでは予想外の出来事もありますが、相談できる相手がいることの大切さを改めて感じました。
ライフプランについても話し合う機会に
住宅ローンの話がひと段落した後、工務店さんからライフプランについてもお話をしていただきました。
- 将来の年金はどれくらい受け取れそうか
- 何歳頃まで働くことを想定するか
- 相続についてどう考えるか
目の前の住宅ローン問題ばかりに気を取られていましたが、家を建てるということは、その先の人生設計を考える機会でもあるのだと気付かされました。
お金の話は第三者が入ると冷静になれる
お金の話は夫婦だけで進めると、どうしても感情的になりやすいものです。
我が家も将来への不安から意見がぶつかることがあります。
そんな時、第三者として話を聞いてもらえるだけでも気持ちが整理されることがあります。
今回も工務店さんが間に入ってくださったことで、住宅ローンや老後資金について落ち着いて話し合うことができました。

家づくりは家を建てるだけではない
結婚して20年。
これまではマンション暮らしだったため、住まいに関する大きな不安はあまりありませんでした。
しかし、今回の家づくりでは
- 巨額の住宅ローン
- 工期遅延の可能性
- 敷地内同居への不安
など、さまざまな課題に向き合っています。
それでも今回の話し合いを通して、少し先に明るい光が見えたような気がしました。
今は配管が無事に確保できることを願いながら、引っ越しに向けて片付けを進めています。
まとめ
家づくりでは、自分たちではどうにもできない問題が起こることがあります。
そんな時は一人で抱え込まず、工務店や銀行など専門家へ相談することが大切だと感じました。
今回の経験が、
- 工期遅延に不安を感じている方
- 住宅ローンの開始時期で悩んでいる方
- 敷地内同居を検討している方
の参考になれば嬉しいです。
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